格安スマホの対応バンド、どの格安SIMを選べば良いのか【まとめ】

スマートフォンを利用するには、原則としてSIMが必要となります。Wi-Fi環境下であればSIMがなくてもスマホはひと通り使えますが、電話番号がないので音声通話はできません。(LINE通話などデータ通信による通話は可能です)
現在では格安スマホや格安SIMの勢いが大きくなり、またSIMフリースマートフォンもネットで気軽に購入することができます。自由度が増えたのはありがたいことですが、複雑に感じることもあり一般的には分かりづらくなてきました。
このページは、「自分が購入したスマホや既に持っているスマホ」が、いわゆる「格安SIM」を契約して使えるのか?という疑問に答える内容となっています。
スマホの状態によって格安SIMが使える・使えない!?
まずはスマートフォンを手に入れる際、通常どのようなステップを踏むかを簡潔にまとめてみます。
- ネットや販売店などで「SIMフリースマホ」を購入する
- ネットや販売店などで「中古スマホ」を購入する
- 以前にキャリアで購入したスマホを再利用する。または人からもらう
大きく分けるとこのような感じでしょうか。
初めに確認することはいわゆる「SIMロック」がスマートフォンにかかっているかどうかです。
1の「SIMフリースマホ」を購入した場合は特に心配ありません。それと、2の「中古スマホを購入」でもほとんど場合はSIMロックが解除された状態で販売されています。
注意が必要なのは、3の「以前にキャリアで購入」したスマホです。こちらはほぼSIMロックがかかった状態なので、格安SIMを契約する場合は「SIMロック解除」を行う必要があります。
※SIMロック解除の方法は文末↓にまとめてあります。
SIMロック状態の確認方法
それではまず、手元にあるスマホが「SIMロック」状態なのか解除されているのかを確認しましょう。
iOS14以降のiPhoneの場合は、「設定」→「一般」→「情報」へ移動します。「SIMロック」という項目に「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロックは解除されています。「SIMロックあり」の場合はSIMロック状態です。

SIMロック状態のiPhone端末
Androidスマホの場合は、機種によって項目名などが異なるのですが「設定」→「端末情報」や「デバイス情報」を選択します。「SIMロックの状態」や「SIMのステータス」という項目に「許可」「ロック解除されています」と表示されていれば、SIMロックは解除されています。
au端末の場合は「コード 900」とあれば解除された状態です。

au機種の場合は「コード900」で解除済み
対応周波数を確認して格安SIMを契約する
さてそれでは、SIMロックが解除されたスマホが手元にあるとして、どの格安SIMが利用できるか確認する方法をまとめていきます。
まずは契約しようとしている格安SIMのサイトで、自分のスマホが「動作確認端末」であるかを確認します。この一覧の中に自分のスマホがあれば、問題なくその格安SIMは利用することができます。
例えば以下のように、格安SIMのサイトには必ず動作確認端末がまとめられていますので、まずは自分のスマホが該当するかを確認してみましょう。
主な格安SIMの動作確認端末一覧ページ
あまりメジャーではない端末の場合、上記の動作確認端末では確認できない場合があります。その場合は格安SIMと自分のスマホの「周波数帯域」が一致しているか確認しましょう。手順はカンタンです。
※ただし、あくまでも周波数帯域が合っているだけで、端末の動作が保証されるわけではありませんのでご注意ください。
スマホの周波数帯域を確認するには
例えば、SIMフリースマホで人気の高い「Google Pixel 6a」の周波数帯域(ネットワーク)を見てみると、次のようにあります。

5Gにも対応していますね
4G・LTE、もしくは5Gの各バンド(周波数帯域)が、格安SIMで利用しているバンドと一致すれば基本的に利用できます。
格安SIMキャリアの周波数帯域を確認する
それでは次に、格安SIMキャリアの周波数帯域をまとめます。が、格安SIMは大手キャリアの回線を間借りしているので、必ずどこかの大手キャリアと一緒の周波数帯域となります。まずはこの点を頭に入れておいてください。
大手キャリアの周波数帯域は次のとおりとなります。


参照PDF:総務省「各携帯電話事業者の通信方式・周波数帯」
ここで、改めて先ほどの「Google Pixel 6a」バンドを確認すると、
- LTE対応バンド:
B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 48 / 66 / 71 - 5G対応バンド:n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
ということで、「Google Pixel 6a」はどのキャリアでも利用できるということが分かります。ただし若干の注意点がありますので後述します。
さて次に、格安SIMがどの大手キャリアの回線を使っているかをまとめます。基本的に格安SIMのサイトには、必ずどの回線を利用しているのかが明記されています。また、複数のキャリア回線を扱っている格安SIMも多いのであまり心配せずに選択することができます。
こちらの一覧でも格安SIMの利用回線が分かります
ドコモ回線を利用の格安SIM
- ahamo
- LIBMO
- mineo(ドコモ回線)
- OCN モバイル ONE
- BIGLOBEモバイル(ドコモ回線)
- IIJmio(ドコモ回線)
- b-mobile
- nuroモバイル(ドコモ回線)
- y.u mobile
- HISモバイル
- イオンモバイル(ドコモ回線)
- エキサイトモバイル(ドコモ回線)
au回線を利用の格安SIM
- povo
- UQmobile
- mineo(au回線)
- BIGLOBEモバイル(au回線)
- IIJmio(au回線)
- イオンモバイル(au回線)
- エキサイトモバイル(au回線)
- J:COM
- nuroモバイル (au回線)
ソフトバンク回線を利用の格安SIM
楽天回線を利用の格安SIM
格安SIMのプランと料金一覧はこちらにまとめてありますので、よろしければご参照ください。
格安SIM利用時の注意点
基本的にバンド(周波数帯域)が合えばスマホは利用できます。しかしこれは「音声通話」に限ったことで、まれに「データ通信」「SMS」「テザリング」のどれかまたは複数が使えない場合もあります。
格安SIMのサイトでは必ず「動作確認端末」の一覧がありますので、契約の前には確認しておきましょう。「動作確認端末」にないスマホを利用する場合は、ネットなどで個別に情報を探すことをおすすめいたします。
主な格安SIMの動作確認端末一覧ページ
SIMロック解除の方法と注意点
SIMロック解除をするには、次の2つの条件が必要となります。
- 2015年5月1日以降に発売された機種である
- 購入日から101日が経過している
SIMロック解除はすべてのキャリアとも、ネット上から自分で解除を行うことができます。その場合の手数料は0円です。電話や店舗などで対応してもらうと3,300円の手数料がかかります。手順などは各キャリアサイトをご参照ください。
※楽天モバイルの販売端末は全てSIMフリー機のため、楽天モバイルで購入したスマホではSIMロック解除が不要です。
キャリアごとのSIMロック解除ページ
SIMロック時の注意点
いわゆる「赤ロム」のスマホはSIMロック解除ができません。「赤ロム」とは携帯電話会社によってネットワーク利用制限がかけられているスマホで、端末代の未払いがあったり犯罪利用防止の観点から制限がかけられているスマホです。
自分で普通に利用していたスマホならまず問題ありませんが、ネットなどで個人売買をする際には注意が必要です。
SIMロック解除が可能かは、IMEIを入力することで各キャリアページですぐに調べることができます。
IMEIは次の画面で確認できます
iPhone:「設定」→「一般」→「情報」→「IMEI」
Android:「設定」→「デバイス情報」→「IMEI」
ネットワーク利用制限携帯電話機照会
auの照会画面

※判定が「X」でなければ問題ありません
それでは、格安SIMの月額料金やサービス内容を比較して検討してみましょう
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